9月4日

レッスン後の体ケアについて

バレエのレッスン後に体をしっかりケアすることで怪我を防ぎ、疲労回復や筋肉の修復を促進することが出来ます。

発表会やコンクール前の長時間リハーサルが連日続く場合はもちろんですが、普段の1時間半の通常レッスンの後も、体への疲労を残さないためにしっかりケアをする必要があります。

今回は、バレエのレッスンやリハーサル後に必要な体のケアについてまとめました。怪我なく元気に踊り続けるためにも、レッスン後に必ず取り組みたい内容です。

スタジオ内でのストレッチ

レッスン後は、レッスン中に使った筋肉を緩めるために全身のストレッチをしましょう。特にレッスン中に酷使した足首・ふくらはぎ・太もも・腰などの筋肉を重点的に伸ばすようにします。

息を吐きながら痛気持ちいい程度に伸ばし、心拍数を落ち着かせながら心も体もクールダウンさせましょう。10分～20分程度が目安です。

温かいシャワーや入浴で筋肉をリラックスさせるのもおすすめです。きちんと湯船に浸かってリラックスすることで、筋肉中に溜まった疲労物質を取り除くことが出来ます。

入浴剤やバスソルトを使用すると血行を促進し、より疲労回復を高める効果が期待できます。心身のリフレッシュにも効果的です。

バレエを踊る中で特に酷使し、負担のかかる足首やアキレス腱周りは筋膜の癒着が起きやすい箇所です。

足首やアキレス腱周りがストレスフリーの状態になるまで入念にリリースをしましょう。レッスンが終わる度にしっかり足首やアキレス腱周りのリリースをすることで怪我の予防になります。

ふくらはぎ・太もも・腰・背中もフォームローラーを使ってリリースすることで、その後のマッサージがしやすくなります。

入浴後にマッサージをすることで睡眠の質も高まり、筋肉の疲労回復も早まります。

マッサージオイルやボディミルクなどで足ゆび・足裏・足首・ふくらはぎ等を入念にマッサージしましょう。セルフマッサージでも充分効果を得られます。

質の高い十分な睡眠をとることで体の回復や筋肉の修復を助けます。睡眠不足のままレッスンを受けることは怪我に繋がり、大変危険ですので絶対に辞めましょう。

睡眠では筋肉の修復だけでなく脳・体・神経をしっかり休めることで体がリセットされ、次の日のパフォーマンス向上にも繋がります。

これらのケアを日々のレッスンの後に取り入れることで、バレエを怪我なく安全に続けることが出来ます。レッスンとケアはセットです。自分の体を大切にケアしながらバレエに取り組んでいきましょう。

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